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ギアレビュー

ゼクシオ 12 ドライバーを筒康博が試打「既存ユーザーは戸惑うかも」

GDOギア情報「クラブ試打 三者三様」
100人いれば100通りの答えがある――。
注目の最新ゴルフクラブをヘッドスピードが異なる3人の有識者に試打評価してもらう当チャンネル。ミスショットも余すところなくお送りするノーカットが信条のリアル試打コーナー。スイングタイプで異なるレビュー内容、三者三様のインプレッションを基本展開とし、ゲスト試打者にも登場していただく。

ダンロップ 「ゼクシオ 12 ドライバー」の評価は!?

20年近くトップブランドとして走り続ける「ゼクシオ」シリーズの12代目となる「ゼクシオ 12 ドライバー」。同時発売された別ラインの「ゼクシオ エックス ドライバー」とは一線を画す正統進化版として、期待を高めるゴルファーは多いだろう。クラウン部の“翼”=「アクティブウイング」を搭載し、新たな要素も加えた王道ゼクシオを、ヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が採点。ご意見番クラブフィッター・筒康博の評価は?

「11までの流れから大きく変化」

ゼクシオ 12 ドライバーを筒康博が試打「既存ユーザーは戸惑うかも」 左右のブレが抑えられ西川と同じようなやや右方向の弾道

左右のブレが抑えられ西川と同じようなやや右方向の弾道

―率直な印象は?
「打つ前に立てていた予想を、ものの見事にひっくり返された気分です。前作『ゼクシオ イレブン ドライバー』までのブランド色を踏襲し、それほど大きくは変えてこないだろうと想像していたのですが、12代目にして思っていた以上に変化した印象を受けます」

ゼクシオ 12 ドライバーを筒康博が試打「既存ユーザーは戸惑うかも」 クラウンのヒール側には話題の“翼”アクティブウイングが搭載

クラウンのヒール側には話題の“翼”アクティブウイングが搭載

―一番大きく変わった部分は?
「最も変化を感じたのはシャフトです。振り心地にグニャッとした頼りない感じは一切なく、純正シャフトとは思えないほどコシがあります。中間から先端部にかけて、ボールを上げるための派手な動きがなく、シンプルにイメージ通りにしなります。切り返しの際に手元側に動きを感じますが、大きく振り遅れる感覚はなく、素直な中元しなりを体感できます

ゼクシオ エックス ドライバーを筒康博が試打「カスタムで使うべき」 長さ:45.75インチ、重さ:41g、バランス:D4、トルク:6.4、中調子 ※硬さSの場合

長さ:45.75インチ、重さ:41g、バランス:D4、トルク:6.4、中調子 ※硬さSの場合

―ヘッドの変化は?
「ヘッドはやや重心角が大きくなったように感じますが、ピン『G425 MAX ドライバー』やヤマハ『RMX VD59 ドライバー』のように慣性モーメントを高くしたり、重心距離をものすごく遠くしたタイプではなく、ヘッド前方の剛性を強めてボール初速を出し、想像以上に曲がらない性能に仕上げています。新テクノロジー『アクティブウイング』の効果かは分かりませんが、握ったときのヘッドが効いている印象を、スイング中には感じさせない。前作よりも大きく変わった点として、シンプルなシャフト挙動とヘッドの直進性が挙げられます」

ゼクシオ エックス ドライバーを筒康博が試打「カスタムで使うべき」 硬い部分をより硬く軟らかい部分をより軟らかくした「リバウンドフレーム」

硬い部分をより硬く軟らかい部分をより軟らかくした「リバウンドフレーム」

―「ゼクシオ エックス ドライバー」との違いは?
「『エックス』は同ブランドというよりも、ほとんど別ラインの様相を呈している気がします。『12』はいままでのゼクシオユーザー、『エックス』は海外ブランドのフラッグシップモデルを購入している層向け。『エックス』はブランドカラーからはややかけ離れているというか、同社の『スリクソン ZX』シリーズに近づいた印象。なので、『12』と『エックス』は、これから完全に違う認知をされていく2モデルと言えます」

ゼクシオ エックス ドライバーを筒康博が試打「カスタムで使うべき」 試打比較をする必要もないほど明確な違いを感じる両モデル

試打比較をする必要もないほど明確な違いを感じる両モデル

―気になる点は?
「おそらくこれまでのゼクシオ選び、特にシャフトフレックスで言うと、背伸びをしてSRやSなど自分のヘッドスピードよりも硬めを買っていたゴルファーが、もしかしたら第一印象で歯ごたえを感じる=やや硬く感じて戸惑うかもしれません。すんなりSからSに移行するのではなく、様子を見る意味でもSRくらいから試打をしてみることをおすすめします」

ゼクシオ 12 ドライバーを筒康博が試打「既存ユーザーは戸惑うかも」 「フレックスSRからの試打をおすすめします」と筒

「フレックスSRからの試打をおすすめします」と筒

―どのような人向き?
「これまでのゼクシオブランドの特徴を抜きに考え、フラットな気持ちでクラブと向き合って、買い替えを検討してほしいです。年齢層は若いor年配の人向けと決めつけず、いま使用中のアイアンがカーボンまたは軽量スチールだから、ドライバーも軽量で扱いやすいものが欲しいという人向き。特に、最近ゴルフを始めたブランドイメージを持っていない初級者の方に、広く試してもらいたいと思います」

エックス評(4.3点)より低め【総合評価4.2点】

ゼクシオ 12 ドライバーを筒康博が試打「既存ユーザーは戸惑うかも」

【飛距離】4.5
【打 感】4.5
【寛容性】4.0
【操作性】4.0
【構えやすさ】4.0

・ロフト角:9.5度
・シャフト:ゼクシオ MP1200(硬さS)
・使用ボール:川口グリーンゴルフ専用レンジボール

取材協力/トラックマンジャパン株式会社、川口グリーンゴルフ

記事特別提供/GDOギア情報「クラブ試打 三者三様」

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筒 康博

筒 康博

FITTING編集長

プロアマ・男女問わず、8万人以上のゴルファーにアドバイスを経験。GDO「クラブ試打・三者三様」、日刊スポーツWEBコラム「ゴルフ体験主義」、ALBA誌「新・ギア総研」など各種ゴルフメディア等で数多く連載&露出。インドアゴルフレンジKz亀戸店ヘッドティーチャー。「FITTING」編集長。

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