取材協力:ヨコヤマゴルフスクール、富士レイクサイドカントリー倶楽部、インドアゴルフレンジKz亀戸
(写真のクラブは、横山プロ使用モデル)
YouTubeチャンネル「横山健司のちょいとゴルフをしませんか」
https://www.youtube.com/channel/UC4Nh8cVa-Ia8CpFCX2ojpZg
FMさがみ「横山健司のちょいとゴルフをしませんか」
https://fm839.com/program/p00000114
も行う、スクール生常時200名、継続率95%を誇るヨコヤマゴルフスクール代表・PGAティーチングプロA級の横山健司プロは、「当たり前だけど皆やってない」ラウンド前の練習について注意点を教えてくれました。
ラウンド前の練習はスイング作りじゃない
わかっていても、ラウンド前の朝の練習に行かない人が特に冬場に多く見受けられます。
冬場のラウンドは、飛距離やスコアだけに執着せず「内容」つまり自分の身体やクラブと会話しながらラウンド中のプレーをしっかり観察して欲しいです。ということは、スタート前の練習は、まず「怪我を予防するための準備運動」が大前提。
当たり前なのは重々承知の上で言っているのですが、「わかっている」皆さんの朝練を観察していると「まるでこれからドラコン大会!?」とプロの目には映っているからです。
「軽く打ってる」?「真っ直ぐ打てばいい」!?
じゃあ何故、よろける程振り回しているのでしょうか?
なぜ、ボールを高く打ち出そうとばかりするのでしょうか?
形ばかり気にしていても、ボールの行方ばかり気にしていても、我々プロの目にはウォーミングアップには見えません。
スタートホールのティーショット。貴方の心は落ち着いていますか?
スタートの何時間も前にコース入りし、入念な準備を行うトーナメントプロでもない限り、我々ティーチングプロだって万全の状態でスタートするわけではありません。
大抵は、ラウンドレッスン生徒さんのゴルフを向上さるために同行する場合がほとんど。我々のプレーより生徒さんのプレーのためにエネルギーを使っています。
しかし、何故か皆さんより心が落ち着いた状態でスタートホールを迎えている印象があるとよく生徒さんに言われますが、単に長年ゴルフをしていることだけが理由ではありません。
スタートホールのティーショットを、まるで「ゴルフ人生の集大成」みたいな気持ちで臨んでいないから…が第一の理由です。
第二の理由は「身体をほぐす」事を最優先しながら、ラウンドしながら少しずつ良くしていく事を前提にスタートに臨んでいるからです。