カスタムブランド『DOCUS DESIGN(ドゥーカスデザイン)』を展開するHARAKEN(株)代表&デザイナー・原 健太郎が、2022米PGA SHOWブース出展レポート【後編】します。
今年はコロナの影響で大手クラブメーカーの出展がなく、外国からのお客様もほとんど居ませんでしたが、今は世界中でゴルフブームの真っ只中。2〜4日目の展示会場内は、中小メーカーブースで活気に溢れていました。
展示会場で日本メーカーを発見!
初日のDEMO DAYを終えタコスを頬張り、翌日から始まる展示会場の設営をバタバタと行いブースが完成しました。
PGA SHOW2〜4日目で行われる展示会場でのお披露目。今年は大手クラブメーカーの参加がなかったとはいえ流石ゴルフ大国アメリカです。日本ではあまり大きなブース展開をしないメーカーさんが大々的にブース展開を行なっていました。
そんな中、日本シャフトさんを発見。と思っていたら、駐米スタッフの方がブースにいらっしゃいました。日本シャフトさんはグローバルシャフトブランドです!
お!ヤマハさんも、と思っていたら、ゴルフ場カートのブースでした。そりゃ、世界のヤマハ発動機。確かに日本でもゴルフ場でヤマハさんのカートのお世話になっています。
日本でも世界でも今ゴルフブーム
ここ数年の傾向として、広いゴルフ場で練習できるアメリカでさえシュミレーションメーカーのブース参入が目につきます。アメリカでも小さいお子さんから大人まで新規ゴルファーがたくさん増え、練習グッズやジュニアクラブ、計測機器やアクセサリーまで幅広いゴルフグッズに関するブースが活況でした。
ちなみに我が『DOCUS DESIGN』もアパレル展開していて、カスタムクラブとしてではなくゴルフウェアとして愛用しているゴルファーの方も沢山いらっしゃいます。もちろんアパレルも含め全ての製品を私がデザインしています。
ゴルファーの趣向に世代交代の予兆を実感
そんな『DUCOS DESIGN』ブースには、沢山のお客様がいらっしゃいました。世界戦略モデル『REVOLUTION』『REROADED +』とも、本国アメリカのゴルファーの皆さんに「COOL!」や「NICE!」などの声を頂きました。彼らは、日本人が手がけるMADE IN JAPANブランドに非常に興味を持っていて、何か新しい所有感を持てるブランドはないのか?探しています。また、カスタム&フィッティングを行うショップやインストラクターの方も同様で、しっかり性能を実感しながらフィッティング&販売できる製品に興味を持っています。数年前なら「価格が高い」「ニッチ過ぎる」ネガティヴな声もあったかも知れません。日本でも世界でもテーラーメイド「ステルス」シリーズなど大手メーカーの新製品に多くの人気が集まっていますが、ギアに対する興味や魅力が多様化・世代交代が始まっている実感がありました。ゴルフ大国アメリカでも、日本のようにカスタムブランド『DOCUS DESIGN』のお客さまはいらっしゃると確信を持てました。
コロナ禍でのブース出展を終えて
今年のPGA SHOWもあっという間に全4日間が終了しました。帰国後の隔離は非常に長く感じましたが、こうして皆さんに現地アメリカの出来事をお話しできる機会が持てて良かったです。
私がデザインを行なっている『DOCUS DESIGN』の製品にも、もし興味を持っていただけたらHPでは取扱ショップも掲載しておりますので試打してみて下さいね!