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パターグリップを侮るなかれ〜Geotech Smooth タッチ【筒康博のシン/カラクチレポート】vol.1

プロアマ問わず8万人以上のゴルファーにアドバイスを経験し、2021年11月〜大人のゴルフ選びWEBマガジン「FITTING」編集長を務める筒康博が、パターグリップについて独断と偏見で持論を語ります。

文:猿場トール/取材協力:インドアゴルフレンジKz亀戸店

一般ゴルファーは「パット・イズ・マネー」どころではない


ラウンド時に一番多く使用するにも関わらず、一般ゴルファーにとって興味やモチベーションを上げにくいのがパッティングではないでしょうか。
「パット・イズ・マネー」が常識になっているプロ達との大きな意識の差は、ストロークには「タッチ」や「センス」といった生まれつきのものが必要なイメージが強すぎるからかも知れません。しかし僕は、単に改善の余地があるだけだと考えています。

ギアとしてのパターについても同様です。他のクラブと同様に「使い心地を改善するため」の興味や工夫に余地はあると思っています。

パターのスペックが影響するもの

告白すると、パターイップスを何度か経験した僕にとって「道具は何でも一緒」と考えるゴルファーの皆さんが羨ましいです。

僕の場合は(※他人には押し付けませんが)
①すっきりとターゲットにフェースが向いていると感じるヘッドデザイン
②打点とインパクト後のヘッド挙動を感じる打感と打音
③重さとしなりを感じるシャフトを装着し
④振り幅やタイミングをイメージしやすいグリップが装着されて
④使いながら長さやバランスの調整を経て
「ようやく」パッティング向上のためのパターとして使うことができます。

また、パターは2ホール目から「ドライバーの前に使うクラブ」になります。クラブセッティングの上で、ドライバーの振り心地に好影響を与えるパターを使いたいと日々スペックを試しています。

現在のエースは2本ありますが、まだまだパター探しの旅は続いていきます。
天才でもエリートでもないので「筆を選びたい」からです。

重量&寸法で選べる「Geotech Smooth タッチ」パターグリップ


パターグリップの「しっくり」に辿り着くためには、
・素材
・形状
・重量
・硬さ
・カラーリング
など、様々な【SPEC】が影響してきます。

いまエースパターに装着し試している「Geotech Smoothタッチ」は、2種類の形状・重量・カラーリングから選べる【全4モデル】のラインナップ。HPにはグリップエンドの寸法と重量が記載されているのは有り難いです。

グリップエンドの形は、そのまま「指がどこにどう当たるか?」つまりパターのフェース面やヘッドの挙動を感じるセンサーの役目になります。

グリップの重量は、振り幅に対するヘッドの効き具合やテンポに影響します。グリップに重さを感じながらフェース面の開閉を最小限にしながらタッチを出したい僕にとっては、グリップ重量が重い事が条件になります。

ミッドサイズの重量(112g)は、シャフト内部でカウンターバランスにしなくても同様の効果を出せる重量帯。最近の高MOIパターヘッドに装着との相性も良く、コスパも高いジオテックゴルフらしいグリップだと思います。

Geotech Smooth タッチ ミッドサイズ パターグリップ ブラックhttps://www.geotechgolf.com/products/detail/42225

 

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