PGAツアー(米国男子ゴルフツアー)は9日、新リーグ「リブゴルフ・インベストメント(LIV Golf Investment)」に参戦したツアープレーヤーの出場権を停止すると公表した。
また、初戦に出場した選手はプレジデンツカップを含むPGAツアートーナメントへの参加資格を失い、事実上の追放措置となる。
下部コーンフェリーツアー、PGAツアーチャンピオンズ、PGAツアーカナダ、PGAツアーラテンアメリカにも適用される。
対象選手は今週のPGAツアー「RBCカナディアンオープン」終了後、ツアーの出場優先順位を決めるフェデックスカップポイントリストから削除し、以降はスポンサー推薦などによるツアートーナメント出場も認めない。
<PGAツアー出場停止となる選手> ◆は事前にPGAツアーメンバーシップを返上
セルジオ・ガルシア◆
テーラー・ゴーチ
ブレンダン・グレース◆
ダスティン・ジョンソン◆
マット・ジョーンズ
マーティン・カイマー◆
グレーム・マクドウェル◆
フィル・ミケルソン
ケビン・ナ◆
アンディ・オグルトゥリー
ルイ・ウーストハウゼン◆
ターク・ペティット◆
イアン・ポールター
シャール・シュワルツェル◆
ハドソン・スワッフォード
ピーター・ユーライン
リー・ウェストウッド◆
LIV Golfサイドは
「PGAツアーの発表は執念深く、ツアーとそのメンバーの間の溝を深めるものです。ゴルファーがゲームをプレーする機会を作ることに専念する組織であるはずのツアーが、ゴルファーのプレーを妨害するのは理解に苦しみます。 確かに、この話題はこれで終わりではありません。フリーエージェント(自由契約)の時代が始まっているのです。ロンドン、そしてそれ以降も、素晴らしい選手たちが参加してくれることを誇りに思います」
と反論の声明を発表している。