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『ギア?それともレッスン?』vol.5〜スイングは誤解だらけ!?(日刊スポーツWEBコラム「ゴルフ体験主義」マンスリー連載中:2018.8再編集)

「スイング」を見る「ヒト」「クラブ」の動き

この連載も5回目を迎えました! 5といえば「Ⅴ(ファイブ)」!
人気の「スピーダーEVOLUTION」の5代目「Speeder EVOLUTION V」がもうすぐお目見えします。

「スイングプレーン」は一枚じゃない


写真は有名な米PGAトップ選手のデータの一部です。
特にレッスンの現場で「スングプレーンが…」という言葉を耳にしますが、そもそも「一枚の板」なんかじゃなく、世界のトッププロでさえ「スイングしたヘッド軌道」が結果になっただけのものなんです。「上げたところを通る」なんて事も、実際にはできません。
また、「インパクトはアドレスの再現」という言葉がありますが、これは実際に行う際の「スイングを安定させるイメージ」くらいに、気楽に捉えた方が良いです。だって、世界中のプロでもできていない事なんですから・・・

ダウンの「タメ」の正体は?


プロのスイングで憧れる場面の1つに、「ダウンスイングのタメ」があります。
「コックのタメ」とも言われる場面は、見る角度を変えてみると、意外と「腕とクラブの角度はそれほど鋭角でない」事がわかると思います。シャフトのしなりが大きい「印象が強い場面」なので、正面から見ると「腕とクラブが鋭角に見える」のです。ちなみに、トップスイングに戻ってみると、腕とクラブの角度は5度ほどしか変わりませんでした。

手元の「浮き」は直るのか?


アドレスとインパクトの写真を見比べてください。

グリップ位置は、浮かないどころか、全く違う場所を通っている事がわかります。「GEARS」を開発したマイケル・ネフ氏が膨大なプロのを計測したところ、写真のプロは「平均より差が少ない」部類に入るとの事。世界のトッププロができない事をやろうとするなんて無理がありませんか?
特にドライバーショットの場合は、ティーアップした「空中のボール」を打ちます。シャフトがしなる(トゥダウン)事でヘッドスピードが上がるわけですから、当然身体も力を解放するように動くのは自然じゃないかと思います!

クラブによって変わる「スイング」

「クラブの動き」を見ずに、すべての原因は自分のスイングやレッスンに疑問を持っていませんか?
スイングではなく、「クラブヘッドの動きと弾道結果」すなわちショットは、クラブによって結果も変わるはずです。
例えば、ヘッドスピードの数字も、極端にいえば300gのドライバーと1kgのトレーニングクラブで違うのが当たり前。「貴方のヘッドスピードは?」の質問には「どんなクラブで打った時か」があって、はじめてゴルファーの傾向ができるはず。クラブが異なれば、ヘッド軌道だって変化します。知っていましたか?

文・構成/猿場トール

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