ジオテックゴルフ「QUELOT Aerial168」シリーズが発売されたのは、2016年。
「カスタムパーツだから」と言ってしまえばそれまでかも知れないが、
それにしてもどこのメーカーのモデルに「7年前のドライバー欲しい!」と言ってくるゴルファーがいるのでしょうか?
「QUELOT Aerial168」シリーズは、高反発&SLEドライバー、フェアウェイウッド&UT、アイアンまで全てのカテゴリーのモデルが『いまだ現役』マークダウンもセール品にもならず、ゴルファーを満足させている超ロングセラーシリーズになっています。
この6年で、このモデルを超えた「QUELOT」があるのか?
メーカーが何年も何十年もかけて設計&開発したクラブを、作った事もない有識者?気取りから「飛ぶ・飛ばない」「つかまる・つかまらない」を評論されても、実際に購入するゴルファーには何の影響もないのでしょう。
「QUELOT Aerial168」シリーズのように、シルエットやデザインはもちろん、絶対にゴルファーが実感してしまう「軽さ」というメリットを2016年に提案してしまった事。
2022〜2023年の大手メーカークラブこそ様々な「軽量」カテゴリーモデルが充実していますが、「QUELOT Aerial168」シリーズほど早く大胆な提案モデルはまだマーケットにないのですから。
逆に言うと、「これだけの完成度のシリーズを越える事ほど難しいものはないのでは?」と心配すらしています。
「QUELOT Aerial168」シリーズは、ただ軽いだけではなく【軽量ヘッドの対象ゴルファーの様々な好み】をすでに形にしてしまっています。
ヘッド体積、投影面積、ヘッド高さ、重心位置、ヘッドMOI、などなど、知れば知るほど「ロングセラーたる所以」を感じずにはいられません。
クラブ販売を「ビジネス」と考えるなら、とにかく「たくさん売れる事」が第一な事は理解しています。しかし、「長く売れる」「長く使ってもらう」事も、ゴルファーと関わる上で大きな価値ではないかと思っています。
ジオテックゴルフコンポーネントの「大胆かつチャレンジング」な設計&コンセプトの製品は、当然ながらトライ&エラーの連続なのかも知れませんが是非「ゴルファーの気持ち」を満たしてくれる新製品を期待しています。