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タイトリスト「TSi」フェアウェイメタル【全モデル】をコースでテストしました 超軽量モデル「TSi1」は女性でも飛ばせる「TSi2」「TSi3」は、スッキリ美顔&高初速性能

タイトリストの大人気モデル「TSi2」「TSi3」ドライバーに、

「TSi1」「TSi4」が追加ラインナップされ更に多くのゴルファーから支持を得ていますが、

高い飛距離性能と抜群の直進性を誇る
「TSi」フェアウェイメタルシリーズの存在をいまだ多くのゴルファーが知らないままです。

インドアの試打で、多くの一般ゴルファーのデータが大幅にアップした「TSi1」「TSi2」「TSi3」フェアウェイメタルには、どんな特徴が隠されているのか?

コースで実践テストを行いました。

「TSi」フェアウェイメタル試打したら、なんと!全員がボール初速&ミート率アップ

「TSi1」「TSi2」「TSi3」フェアウェイメタルを約20名の一般アマチュアゴルファーの皆さんに

ランダムなモデルを試打してもらったところ、

・「自分の3FWよりTSi2の方が20ヤード以上飛ぶ」(60代)

・「私の5FWよりTSi1(23度)が平均キャリーが飛んでます」(20代)

・「どのモデルも自分のクラブよりミート率も飛距離も大きい」(50代)

・「TSi3で、平均ボール初速が2m/s上がった」(40代)

それに加え、FWが苦手意識が強いゴルファーからは「何故か芯に当たる」「ボールが上がりやすい」など

などなど、なんと

全員の試打結果のデータが自分のクラブを上回ってしまい好評価の嵐!になってしまいました…。

いくら人気のモデルだからといって、ここまで評価が良いとは想像を超えていました…。

コースでも「TSi」フェアウェイメタルは好結果が出るのか?

コースにおけるフェアウェイウッドは、非常にシビアな結果を少ない使用頻度から求められます。

・短いパー4のティーショットでは、つかまりと方向性

・パー5のセカンドショットでは、大きな飛距離

・傾斜地やラフからでも、当たり易さと高さを伴った大きなキャリー

・競技志向のゴルファーには、操作性と球質

など、フェアウェイウッドは様々なニーズに応えなければいけないクラブなので、使い慣れたモデルを上回ることは本当に少ないと言えるでしょう。

そんなゴルファーの「厳しい眼」に、タイトリスト「TSi」フェアウェイメタルは応えてくれるのでしょうか?

ライトウエイト(軽量)仕様『TSi1』は誰でも飛ばせる

「TSi1」フェアウェイメタルは、

とにかくクラブ全体が軽快な振り心地にも関わらず、インパクト時の弾きの良さと初速性能の高さが際立ちます。つまり、ヘッドスピードやスイングタイプに関係なくボール初速アップが確実にできるフェアウェイウッドです。

弾道&球質は、打ち出し角度が大きめなので軽量クラブを使用する女性ゴルファーやシニアゴルファーに特にオススメできます。また、他社製品ではフェースが左向き(フックフェース)のモデルが多いのですが、「TSi1」に関しては全く気になりませんでした。真っ直ぐフェースを構えられるスクエアな向きでスイングしても最適な重心効果でちゃんとつかまるのは嬉しいです。

純正採用されている40g台シャフト時には、ヘッドスピードが速くなるとスピン量が増えて高弾道すぎる傾向がありますが、もともと「TSi1」は、フィッティングしてスペックを選ぶモデル。

シャフト重量をアップすればかなりヘッドスピードが速い人でも武器になるクラブに仕上がりそうです。

「TSi2」は、飛びも直進性も備えた優等生

「TSi2」#15、#18をテストしましたが本当に参りました!

ルックスの良さと安心感と操作性に安心感を与えるサイズ感はピカイチですが、

打ってみると、アドレス以上に寛容性も操作性も高く飛距離も非常に出るモデルです。

ティーショットでは、#15で(平均)235〜255ヤード
セカンドショットでは、#18で(平均)220〜235ヤード
(※1W時ヘッドスピード42m/s)

をトータルでカバーできました。

しかも、ドロー・フェードも打ち分けながら「限りなく直進的」な弾道が印象的でした。
高さも出しやすくスピン量を抑えてあるモンスター級のヘッドじゃないでしょうか?

余談ですが、「TSi2」ドライバーと全く変わらない打感と打球音もゴルファーには嬉しいのではないでしょうか。

 

「TSi3」は、ドライバーと同じ操作性と好フィーリング

「TSi3」は、精悍で美しいシルエットと吸い付くようにしっとりした打球感と中音の打球音がドライバーと全く同じなのには驚かされました。操作性の高さまで、「TSi3」ドライバーと同等以上。その上、初速性能の高さと寛容性も充分あります。

「TSi2」と「TSi3」フェアウェイメタルは、打てば打つほど、ヘッド性能の高さに迷ってしまうのでないでしょうか。

あえて言うなら、ほんの僅かに「TSi3」の方が高さを抑えてあるかな?若干スピンが入りやすくしてある分ドロー・フェードの打ち分けがしやすいかな?くらいです。見た目のシルエットとサイズ感でヘッドを選んでも充分使いこなしていけると思います。

 

フェアウェイウッドを制する者は、ドライバーをも制す

「フェアウェイウッドが苦手」な人の中には、なかなか武器になるモデルが見つかっていない人もいます。

もし「実はドライバーが(も)苦手」な人なら、まずはフェアウェイウッド探しをもっと本気で取り組むべきではないでしょうか?

非常に小さい体積で作られたコンパクトドライバーを使うよりそもそもフェアウェイウッドをしっかり使いこなす方が、遥かにドライバー巧者に近づきやすくフェアウェイウッド自体も得意になりやすくなります。

フェアウェイウッド上達には、「使い勝手の良いフェアウェイウッド」の所有が欠かせないです。

 

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筒 康博

筒 康博

FITTING編集長

プロアマ・男女問わず、8万人以上のゴルファーにアドバイスを経験。GDO「クラブ試打・三者三様」、日刊スポーツWEBコラム「ゴルフ体験主義」、ALBA誌「新・ギア総研」など各種ゴルフメディア等で数多く連載&露出。インドアゴルフレンジKz亀戸店ヘッドティーチャー。「FITTING」編集長。

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