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【三者三様】ハイ・トウ ロウ ウェッジを筒康博が試打「距離感が作りやすい」

GDOギア情報「クラブ試打 三者三様」

100人いれば100通りの答えがある――。注目の最新ゴルフクラブをヘッドスピードが異なる3人の有識者に試打評価してもらう当チャンネル。ミスショットも余すところなくお送りするノーカットが信条のリアル試打コーナー。スイングタイプで異なるレビュー内容、三者三様のインプレッションを基本展開とし、ゲスト試打者にも登場していただく。

テーラーメイド【ハイ・トウ ロウ ウェッジ】 発売日:2021/02/19

数多くのテーラーメイド契約トップ選手が使用する「Hi TOE(ハイ・トウ)」ウェッジに操作性と寛容性をプラス。56度以下のロフトのみ(56度~62度)フルフェーススコアライン。50度~54度は通常タイプ。

テーラーメイド「ハイ・トウ ロウ ウェッジ」の評価は!?

ダスティン・ジョンソン、ロリー・マキロイ、ジョン・ラームらが使用したテーラーメイド「ハイ・トウ(HI-TOE) ウェッジ」に、「ZTP-RAW」と呼ばれる既存モデルの溝より深く鋭いグルーブを搭載した「ハイ・トウ ロウ ウェッジ」。同社が誇る新たなスピン性能を、ヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が採点。変幻自在に球を操るクラブフィッター・筒康博の評価は?

「ボール初速が変わらない」

ハイ・トウ ロウ ウェッジを筒康博が試打「距離感が作りやすい」 目標80ydを狙った平均弾道/ロフト角50、54度

目標80ydを狙った平均弾道/ロフト角50、54度

―率直な印象は?
「スイングの振り幅に対して、ボール初速が変わらないと言いますか、いつも一定のスピード感で打ち出せるイメージがあります。ボール初速の安定感により、距離感がすごく作りやすい印象を持てました」

ハイ・トウ ロウ ウェッジを筒康博が試打「距離感が作りやすい」 トウ側を高く、ヒール側を低くした形状で重心を上部に設計

トウ側を高く、ヒール側を低くした形状で重心を上部に設計

―距離感が作りやすい…?
「はい。比較的ローバウンス設定なのに、ソール幅が広いため、地面にしっかりタッチできる感覚がつかめます。リーディングエッジ(フェース下部の刃)が地面に刺さることなく、安心してフラットなインパクトゾーンが作れる。再現性の高い打ち方ができ、距離感を合わせやすいと感じました」

ハイ・トウ ロウ ウェッジを筒康博が試打「距離感が作りやすい」 ソールの中央から4方向にグラインドする仕上げに

ソールの中央から4方向にグラインドする仕上げに

―前作「ミルドグラインド ハイ・トウ ウェッジ」との違いは?
「前作から全体的なデザインは踏襲していますが、『ハイ・トウ』シリーズのトウ側が高くなった独特の印象は弱まったように感じます。ダウンスイングからインパクトにかけて、ヒール側から入れてトウ側へ、フェースを長く使うイメージが湧きやすい。他社モデルと比べてもすごくオーソドックスで、同社ウェッジの中心になるようなモデルと呼んでもいいデザインと性能に仕上がっています」

ハイ・トウ ロウ ウェッジを筒康博が試打「距離感が作りやすい」 溝の角が鋭角になったことでフェース面でボールが滑りにくい

溝の角が鋭角になったことでフェース面でボールが滑りにくい

―ノンメッキの効果は?
「正直に言うと、私自身がスピン量を計算してアプローチを打つタイプではないため、ノンメッキだからスピン量が増えるといったメリットを感じることはできませんでした。ただ、ノンメッキによる打感のやわらかさはすごく表現できています。メッキ加工したフェースよりも打感がダイレクトに伝わる部分は、さずがノンメッキとうなずけました」

ハイ・トウ ロウ ウェッジを筒康博が試打「距離感が作りやすい」 ロフト角56~62度のみフェースのスコアラインをフルラインに

ロフト角56~62度のみフェースのスコアラインをフルラインに

―フルフェーススコアライン(全面溝)の印象は?
「実際に全面の溝をショットで使うわけではないですが、スピンがかかって止まってくれそうなイメージは、プレーヤーに良い影響を及ぼすと思います。特に、フェースを開いて打つバンカーショットでは、トウ側にヒットしてもミスにならないという安心感から、アドレスがしやすい。感性も働きやすく、ミスショットが出にくい。機能面よりも精神面でのメリットが大きいと感じました」

ハイ・トウ ロウ ウェッジを筒康博が試打「距離感が作りやすい」 「色味も含め精悍なデザインで格好いい」と筒

「色味も含め精悍なデザインで格好いい」と筒

―どのような人向き?
「黒でもブロンズでもない、新しい色味の雰囲気は、持っていて所有感の湧くモデルと言えます。同社ファンなら一本は持っておきたくなるモデル。あとはロフト角やバウンス角、形状にこだわる人向き。豊富なバリエーションから、自分に合ったモデルを選択できる喜びを感じることができるでしょう」

バンカー対応力◎5点満点!【総合評価4.3点】

ハイ・トウ ロウ ウェッジを筒康博が試打「距離感が作りやすい」

【スピン性能】4.0
【打 感】4.0
【抜け感】4.5
【バンカー対応力】5.0
【構えやすさ】4.0

・ロフト角:50度、54度、56度(※いずれもスタンダードバウンス)
・シャフト:ダイナミックゴールド S200
・使用ボール:市川サンライズゴルフセンター専用レンジボール

取材協力/トラックマンジャパン株式会社、ENEOS市川サンライズゴルフセンター

記事特別提供/GDOギア情報「クラブ試打 三者三様」

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筒 康博

筒 康博

FITTING編集長

プロアマ・男女問わず、8万人以上のゴルファーにアドバイスを経験。GDO「クラブ試打・三者三様」、日刊スポーツWEBコラム「ゴルフ体験主義」、ALBA誌「新・ギア総研」など各種ゴルフメディア等で数多く連載&露出。インドアゴルフレンジKz亀戸店ヘッドティーチャー。「FITTING」編集長。

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