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【三者三様】レジオ フォーミュラ MB+を筒康博が試打「ヘッドを選ばない」

GDOギア情報「クラブ試打 三者三様」

100人いれば100通りの答えがある――。注目の最新ゴルフクラブをヘッドスピードが異なる3人の有識者に試打評価してもらう当チャンネル。ミスショットも余すところなくお送りするノーカットが信条のリアル試打コーナー。スイングタイプで異なるレビュー内容、三者三様のインプレッションを基本展開とし、ゲスト試打者にも登場していただく。

日本シャフト【NSプロ レジオ フォーミュラ MB+】 発売日:2021/01/15

シャフト全長に配備したT1100Gと7軸組布、中間から手元部にかけて配備した9軸組布との組み合わせにより、スイング中にかかる負荷によって発生するシャフトの扁平を極限まで減少。加えて、シャフト先端部の曲げ剛性に対する高い復元力によって、初速の最大化を実現。さらにシャフト全長に配備した超高弾性シートとの相乗効果により、“ねじれ”を抑え、優れたボールコントロールを実現。シャフト全体がバランスよくしなるシャフト剛性で、叩けるフィーリングと、爽快なスピード感とを兼備したシャフト。

日本シャフト「NSプロ レジオ フォーミュラ MB+」の評価は!?

軽量スチールシャフトの雄・日本シャフト「NSプロ」から展開されているウッド用カーボンモデル「レジオ フォーミュラ」シリーズ。2014年の「M」を皮切りに、15年に「B」、16年に「MB」を発売。さらに飛距離性能を特化させた「M+」「B+」に進化し、ことし「MB+」が登場した。そんな「+」シリーズのトリを飾る最新モデルを、ヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が採点。変幻自在に球を操るクラブフィッター・筒康博の評価は?

「特徴がないのではなく、どれとでも合う」

レジオ フォーミュラ MB+を筒康博が試打「ヘッドを選ばない」 弾道はやや低め&つかまり気味の弾道が多かった

弾道はやや低め&つかまり気味の弾道が多かった

―率直な印象は?
「実は私の周りには、前作『MB』を使用している人が多く、評判がとてもいいモデルでした。手元側でしっかりしなり、タイミングが取りやすい。新作『MB+』になっても、その部分はしっかり踏襲されていて、非常に振りやすかったです」

レジオ フォーミュラ MB+を筒康博が試打「ヘッドを選ばない」 シャフト全体がバランスよくしなる剛性が特徴

シャフト全体がバランスよくしなる剛性が特徴

―タイミングが取りやすい?
「はい。私は手元側の剛性が高めのほうが好きなのですが、この『MB+』はトップで切り返そうとしなくても、シャフトのしなり量で勝手にしなって、勝手に戻ってきてくれる。無理に振ろうとしなくても、シャフト自体がスイングリズムを取ってくれる印象を持ちました」

レジオ フォーミュラ MB+を筒康博が試打「ヘッドを選ばない」 前作「MB」より叩いて飛ばせる強靭さをアップ

前作「MB」より叩いて飛ばせる強靭さをアップ

―では前作「MB」との違いは特にない?
「『MB』は特徴が明確なので、ファンが多い半面、好き嫌いがはっきり出る要素もありました。それに比べ、『MB+』はシートの巻き方なのか、設計意図なのかは分からないですが、インパクトでボールを押し出す力が勝手に働く。『MB』ほどしなり量は大きくないのですが、エネルギー伝達が良くなっている点を感じました」

レジオ フォーミュラ MB+を筒康博が試打「ヘッドを選ばない」 手元しっかりめの「M+」クセのない「B+」という位置付けだが「MB+」は!?

手元しっかりめの「M+」クセのない「B+」という位置付けだが「MB+」は!?

―同シリーズ「M+」「B+」と比べてどう?
「いまどきのヘッド体積460cc、高慣性モーメントのヘッドを意識している印象を受けます。手元側がしなるということは、切り返しでしっかり間を置くことで、ヘッドの存在感をスイング中に感じやすいということ。インパクト時に先が勝手に走ることもなく、プレーヤーの好き嫌いがはっきり出ない。『M+』『B+』より特性がノーマルという表現よりも、最新ヘッドにマッチしやすいと言ったほうが的確だと思います」

レジオ フォーミュラ MB+を筒康博が試打「ヘッドを選ばない」 SIM2シリーズは全て460cc、G425シリーズはLST以外(445cc)

SIM2シリーズは全て460cc、G425シリーズはLST以外(445cc)

―具体的にはどのようなヘッドと合う?
「今回試打した『SIM2 MAX ドライバー』でも、ピン『G425 MAX ドライバー』でも、松山英樹選手の活躍で話題の『スリクソン ZX5 ドライバー』でも、体積460ccであればどのモデルでも合うと思います。現在の各メーカーの主力商品であれば、特にヘッドは選びません。色味が黒を基調としたシンプルなデザインに変わったことも、どのヘッドに合わせても違和感なく構えられる点で、大きく影響していると思います」

レジオ フォーミュラ MB+を筒康博が試打「ヘッドを選ばない」 「どのヘッドと組み合わせても+(プラス)してくれる」と筒

「どのヘッドと組み合わせても+(プラス)してくれる」と筒

―どのような人向き?
「まだまだ日本シャフト製は、アイアンのスチールシャフトのみで、ドライバーのカーボンシャフトは使ったことがない人は多いと思います。そのような人に『レジオ フォーミュラ+』シリーズをすすめる際、まずはこの『MB+』から打ってほしいです。もう少し手元側が硬いものや、しなり方が違うものにしたければ、『M+』『B+』を試す流れで検討すると良いと思います」

「走り」のほうが「粘り」より0.5高め【総合評価4.2点】

レジオ フォーミュラ MB+を筒康博が試打「ヘッドを選ばない」

【走り感】4.5
【粘り感】4.0
【寛容性】4.5
【操作性】4.0
【デザイン】4.0

・使用モデル:TYPE 45(硬さS)
・使用ヘッド:テーラーメイド SIM2 MAX ドライバー(ロフト角10.5度)
・使用ボール:市川サンライズゴルフセンター専用レンジボール

取材協力/トラックマンジャパン株式会社、ENEOS市川サンライズゴルフセンター

記事特別提供/GDOギア情報「クラブ試打 三者三様」

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筒 康博

筒 康博

FITTING編集長

プロアマ・男女問わず、8万人以上のゴルファーにアドバイスを経験。GDO「クラブ試打・三者三様」、日刊スポーツWEBコラム「ゴルフ体験主義」、ALBA誌「新・ギア総研」など各種ゴルフメディア等で数多く連載&露出。インドアゴルフレンジKz亀戸店ヘッドティーチャー。「FITTING」編集長。

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