試打レビュー – FITTING(フィッティング) https://fitting.jp ゴルフフィッティングマガジン Wed, 01 Feb 2023 11:11:44 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.2.2 https://fitting.jp/wp-content/uploads/2021/10/cropped-マーク3-32x32.png 試打レビュー – FITTING(フィッティング) https://fitting.jp 32 32 いまだ現役モデル!小坂支配人がPING社名の由来“伝説のパター”「CLASSIC PUTTER」を初体験! https://fitting.jp/archives/6040 Wed, 01 Feb 2023 11:11:44 +0000 https://fitting.jp/?p=6040

PING CLASSIC PUTTER https://clubping.jp/product/classic_p…

インドアゴルフレンジKz亀戸店 https://kz-golf.tokyo/

]]>
ダンロップSRIXON「ZX MkⅡ」全カテゴリーの試打YouTubeが公開されました https://fitting.jp/archives/5788 Wed, 07 Dec 2022 07:28:12 +0000 https://fitting.jp/?p=5788

]]>
【試打&解説】ジオテック『QUELOT RE22 BLACK』ドライバー & MUSO『無双 HZM 藍』シャフト https://fitting.jp/archives/5160 Thu, 30 Jun 2022 06:24:40 +0000 https://fitting.jp/?p=5160

軽量ヘッドには恩恵がある

ヘッドスピードがものすごく速い人には必要ないかもしれませんが、飛距離が出ない僕がギアの改善でもっと飛距離を伸ばすために「どうするべきか?」を長年色々やってきました。

シャフトの軽量化は、クラブとしての振り心地を壊さずにヘッドスピードを上げる一番ベーシックな方法だと感じました。事実この数十年で一番軽量化された部分ですし、クラブとしての進化・恩恵をプロアマ問わず享受しているゴルファーが多いと思います。

そんな中シャフトを軽くしていくにつれ、ドライバーに関して200gを超えるヘッド重量に振りづらさを感じるようになりました。当時はテーラーメイド「R580」に色々なシャフトを試していたのですが、ソール部分の「ウェイト外し」を行ったところ、思いのほか上手くいきました。

グリップの軽量化ももちろん試しましたが、僕個人に関して言うと30g台前半より軽くなっていくにつれ手元のコントロールが難しく感じるようになりました。

プロアマ問わず8万人以上のゴルファーにアドバイスを行ってきましたが、(あくまで経験的な統計ですが)基本的に「軽くなっている部分は速く動かしやすい」傾向がある事に気づきました。これは「あくまで持論」であって「理論ではない」ことをお断りしておきます。

しかし、軽量化自体にルールの制限はないはずなのに、ヘッド、シャフト、グリップとも「全てのパーツを最軽量化」された人気ドライバーが今の所ないのも事実。これは、軽いために速く動かしやすいメリットを「軽いためにコントロールがしづらい」デメリットが上回っているからだと僕は考えています。簡単に言うと、ゴルファーは「ヘッドと手元のコントロールをある程度しながら速く振りたい」と言う事だと思います。ドラコン選手がシャフトやヘッドを軽くして飛ばしている話は沢山ありますが、グリップの軽量化が飛ばしの中心になった話はあまり聞いた事がありません。

(少し話がズレたかもしれませんが)軽量シャフトが主流の現代において、ヘッド重量の最適化にもっと一般ゴルファーの皆さんに興味を持って欲しいと思っています。

ジオテックゴルフのフラッグシップブランド「QUELOT(クロト)」

ジオテックゴルフHPで連載されている「カラクチレポート」は2006年からスタート(現在も見る事ができます)。
なんとその第一回目が「QUELOT ROYAL EXCELLENCE 460」ドライバーでした。

現在、ジオテックゴルフのメインブランドの一つとしてフラッグシップになったのは間違いない事実。
当時から「軽量カスタムヘッド」として人気を続けてきた最新『QUELOT RE22 BLACK』ドライバーがどのような進化を遂げたのか?気にならないわけがありません。

『QUELOT RE22 BLACK』ドライバー

今回の試打は、コースラウンドで「いきなり打って」後日インドアゴルフレンジKz亀戸店
で各ロフトや装着シャフトをじっくり試打しました。
コースとレンジで感じた事をお伝えしてみたいと思います。

いきなりストレートドローが打てる

コースラウンドでは、当然練習や打ち直しは一切ありません。
素振りを数回してショットになります。

LT(9.5)MT(10.5)HT(11.5)それぞれ打ちましたが、共通していた事があります。

それは「いきなり打ってストレート系のボールが高い打ち出し角で打てる」事です。

MUSO『無双 HZM 藍』シャフトもフレックスR、SR、Sとバラバラでしたが基本的な弾道は「ロフトに対してしっかりと打ち出し角がある」事。元々ドローが持ち球ですが、余計なサイドスピンがほとんど入らず「キャリーで飛ばせる」のが大きな特長なのが『QUELOT RE22 BLACK』ドライバー。

やや弾き系の中〜高音寄りの打球音ですが、打感そのものは決して硬いわけではなく「ソリッドな食いつき」で軽快にショット出来ました。

サイドスピンが少ないキャリーで飛ばせる理由

インドアゴルフレンジKz亀戸店では、じっくりとコースで感じた事を確認する試打を行いました。

『QUELOT RE22 BLACK』ドライバーの重心設計は、軽量ヘッドにありがちな短重心距離・浅重心ではなく
かと言って大手メーカー高MOIヘッド設計とも違い「軽快な振り心地」を実感できました。

アドレス時には僅かにフックフェースにも見えますが、バックボリュームの頂点の位置がトゥ寄りになっているため全体のシルエットは今時の主流になっています。構えた時に「真っ直ぐ行きそう」と感じ、打ってもストレート系の弾道で高めのキャリーボールが簡単に打てるのが率直な試打後の感想です。

コースでの打ち出し角が低く飛距離の伸び代があるゴルファーへ

あくまで僕の経験則になってしまいますが、多くの一般ゴルファーの弾道は練習時に比べラウンド時の弾道の方が打ち出し角が低く飛距離キャリー不足の傾向があると感じています。

もちろん、「曲げたくない」「振れない」などの理由やティーアップが低い等の「個々の理由」があると思います。

しかし、曲がらない安心かさえあれば「もっと大きなキャリーボールで飛ばす」伸び代があるのではないか?とも感じています。
『QUELOT RE22 BLACK』ドライバーは、そんな伸び代しかないアマチュアゴルファーにとって「安心して使える」モデルかなと感じました。

MUSO『無双 HZM 藍』シャフト

MUSO『無双 HZM 藍』シャフトにも触れてみたいともいます。

今までのMUSOシャフトの中でも、「一番スイングタイプを選ばず」多くのゴルファーが想像する「フレックス通りのしなり」を感じる事が出来るシャフトだと思います。

EI(剛性分布)グラフを見ながら「振り心地」として感じるのは、トップから切り返しにかけて軽量ヘッドを装着しても「意識せずにしなりを感じる」事ができるのでスムースにダウンスイングに入りやすいのが特長です。

「強く速いしなり戻りで飛ばす」と言うよりは、インパクトゾーンで「長く送り出せる」ボールを追いかけるようなしなり戻りを感じました。高い打ち出し角にも関わらず、サイドスピンの少ない弾道になったという事は硬さを感じない中にも中間部の剛性があるという事だと思います。

しっかりした弾道なのに、決してハードさをゴルファーに感じさせずフィニッシュまで振り切れるシャフトのようです。

まずは(60度法で)46.0インチからスタートしてみて、長さの微調整をしてみてはいかがでしょうか?

『QUELOT RE22 BLACK』ドライバーはウェイトコントロールが出来るので、200g以下のヘッド重量調整の中でクラブのバランスがとりやすいのも嬉しいですね。

]]>
パターグリップを侮るなかれ〜Geotech Smooth タッチ【筒康博のシン/カラクチレポート】vol.1 https://fitting.jp/archives/4110 Wed, 02 Mar 2022 07:13:44 +0000 https://fitting.jp/?p=4110 プロアマ問わず8万人以上のゴルファーにアドバイスを経験し、2021年11月〜大人のゴルフ選びWEBマガジン「FITTING」編集長を務める筒康博が、パターグリップについて独断と偏見で持論を語ります。

文:猿場トール/取材協力:インドアゴルフレンジKz亀戸店

一般ゴルファーは「パット・イズ・マネー」どころではない


ラウンド時に一番多く使用するにも関わらず、一般ゴルファーにとって興味やモチベーションを上げにくいのがパッティングではないでしょうか。
「パット・イズ・マネー」が常識になっているプロ達との大きな意識の差は、ストロークには「タッチ」や「センス」といった生まれつきのものが必要なイメージが強すぎるからかも知れません。しかし僕は、単に改善の余地があるだけだと考えています。

ギアとしてのパターについても同様です。他のクラブと同様に「使い心地を改善するため」の興味や工夫に余地はあると思っています。

パターのスペックが影響するもの

告白すると、パターイップスを何度か経験した僕にとって「道具は何でも一緒」と考えるゴルファーの皆さんが羨ましいです。

僕の場合は(※他人には押し付けませんが)
①すっきりとターゲットにフェースが向いていると感じるヘッドデザイン
②打点とインパクト後のヘッド挙動を感じる打感と打音
③重さとしなりを感じるシャフトを装着し
④振り幅やタイミングをイメージしやすいグリップが装着されて
④使いながら長さやバランスの調整を経て
「ようやく」パッティング向上のためのパターとして使うことができます。

また、パターは2ホール目から「ドライバーの前に使うクラブ」になります。クラブセッティングの上で、ドライバーの振り心地に好影響を与えるパターを使いたいと日々スペックを試しています。

現在のエースは2本ありますが、まだまだパター探しの旅は続いていきます。
天才でもエリートでもないので「筆を選びたい」からです。

重量&寸法で選べる「Geotech Smooth タッチ」パターグリップ


パターグリップの「しっくり」に辿り着くためには、
・素材
・形状
・重量
・硬さ
・カラーリング
など、様々な【SPEC】が影響してきます。

いまエースパターに装着し試している「Geotech Smoothタッチ」は、2種類の形状・重量・カラーリングから選べる【全4モデル】のラインナップ。HPにはグリップエンドの寸法と重量が記載されているのは有り難いです。

グリップエンドの形は、そのまま「指がどこにどう当たるか?」つまりパターのフェース面やヘッドの挙動を感じるセンサーの役目になります。

グリップの重量は、振り幅に対するヘッドの効き具合やテンポに影響します。グリップに重さを感じながらフェース面の開閉を最小限にしながらタッチを出したい僕にとっては、グリップ重量が重い事が条件になります。

ミッドサイズの重量(112g)は、シャフト内部でカウンターバランスにしなくても同様の効果を出せる重量帯。最近の高MOIパターヘッドに装着との相性も良く、コスパも高いジオテックゴルフらしいグリップだと思います。

Geotech Smooth タッチ ミッドサイズ パターグリップ ブラックhttps://www.geotechgolf.com/products/detail/42225

 

]]>
2021ドライバー試打データ&インプレッション振り返り〜日刊スポーツWEB「ゴルフ体験主義」GDO「三者三様」 https://fitting.jp/archives/3213 Fri, 31 Dec 2021 12:37:26 +0000 https://fitting.jp/?p=3213 人気PVを誇る、日刊スポーツWEB「ゴルフ体験主義」、GDO「クラブ試打・三者三様」にて2021ドライバー試打の振り返りが公開されました。

2020年に発売された、

ピン「G425 MAX」「G425LST」「G425 SFT」、タイトリスト「TSi2」「TSi3」

は含まれませんが、それぞれ今だに存在感に衰えはありません。

どのモデルも単純い「売れた」だけでなく、購入者の満足度やショットデータの向上からゲーム内容の充実まで「結果」を伴っている声をいまだに多く聞かれるモデルです。

また、12月発売したばかりのダンロップ「XXIO 12」「XXIO eks」は購入者の声はこれからになると思います。

初速性能を実感した、キャロウェイゴルフ「EPIC SPEED」「EPIC MAX FAST」

キャロウェイゴルフ「EPIC SPEED」「EPIC MAX FAST」は、クラブスペックこそ異なりますが使用者に「ボール初速がアップした」「振り心地とフィーリングが良い」「操作性が高い」など高評価でした。

PGAツアーでから一般ゴルファーまで、幅広く純正スペックが充実している多モデル展開ながらヘッドに対する印象が似ているのも一つの特徴ではないでしょうか?

軽量モデルのイメージを大きく変えた、タイトリスト「TSi1」

「ゴルフ体験主義」「三者三様」どちらでも大きくブランドイメージを変えたと言わしめたのが、タイトリスト「TSi1」です。

オリジナルシャフトのクラブスペックは軽量ながら、好フィーリングかつ高い直進性&高初速ヘッドをはっきりと実感できる新しいジャンルのドライバーカテゴリーを作ったと言っても過言ではないでしょう。

世界ランキング1位&東京オリンピック2020金メダリスト、ネリー・コルダ選手をはじめ「世界のトップが使える軽量ドライバー」のイメージも新鮮でした。

打った者にインパクトを与える直進性。ヤマハゴルフ「RMX VD」「RMX VD59」

ヤマハゴルフ「RMX VD」「RMX VD59」は、それぞれ異なる強いインパクトをシダを通じて与えてくれました。

「RMX VD59」は、その名の通り【以上】にスイングタイプを問わず圧倒的な直進性を実感させてくれました。一方「RMX VD」は、ルックス&打感&打音&操作性のバランスが【シリーズ史上最高】と言えるほど、新規購入の魅力を大きく与えてくれました。

百戦錬磨のエースクラブを交代させた「DIRETTO Op.2」

「ゴルフ通」俳優として知られる、渡辺裕之氏が惚れ込みアンバサダーを務める「DIRETTO Op.2」は、創業50 周年を迎えたゴルフ総合商社「日幸物産」のカスタムブランド。

「誰でも」飛ばせる&つかまるドライバーがコンセプトの「DIRETTO」は、ヘッド自体のコンセプト設計が大手メーカーと大きく異なり、素材製法とゴルファー心理に基づく「ナイスショット」を実感しやすい。

その「実感」は、数多のクラブを試打する「ゴルフ体験主義」筆者のエースクラブを交代させてしまうほど。

つかまりすぎない、ソナテック「TD(ツアーディスタンス)Ⅱ」

ロイヤルコレクションのグローバルブランドとして生まれたのが、ソナテック。FWとUTを中心い世界中のゴルファーに愛されたブランドは「ロイコレ「ソナテック」それぞれ独立したブランドとして新たなモデル展開を行なっている。

ソナテック「TDⅡ」は、流行りの高MOIではない浅重心設計。低スピンの強弾道かつフェースターンを抑え左のミスを抑えたカスタムらしい個性を持ち合わせている。

2022モデル発表は、すぐそこ。

2021年モデルには、今年一番売れているであろうテーラーメイド「SIM2 MAX」、マスターズ日本人初制覇を果たした松山選手が使用するダンロップ「ZX5」「ZX7」をはじめ【多くの人に人気】のモデルがたくさんありました。今回は、あくまで「ゴルフ体験主義」「三者三様」コンテンツにデータやインパクトを与えたモデルにフォーカスを当ててみました。

2022モデルの発表はもうすぐですが、規制されたルールの中で【飛び以外の魅力】をゴルファーに与えるか?がポイントになりそうです。

]]>
【2022 REBORN ROYAL COLLECTION】第一弾は、ブランド史上最高のボール初速&最適弾道モデルに〜『RC22 AM-X』FW&UTが全国の有名ゴルフショップにて2021.12.24より発売開始〜FITTING編集部が独自試打を行いました。【PR】 https://fitting.jp/archives/3049 Wed, 22 Dec 2021 09:52:01 +0000 https://fitting.jp/?p=3049 PGAツアー&メジャー優勝を支えMADE IN JAPANフェアウェイウッド「ROYAL COLLECTION」の代名詞、馬蹄型(Horseshoe)ソール

FWやUTは、フェアウェイやティーアップのみならず非常にシビアなライでのショットにも使われます。どんな所から打っても、「しっかり抜ける」地面との接地を最小限にする必要があります。しかも、地面とコンタクしたエネルギーをヘッド後方へ推進力に変えるデザインが「馬蹄型」と呼ばれる馬の蹄のようなソール形状にあります。

世界のトッププロに愛された、圧倒的なソールの抜けを誇る「ROYAL COLLECTION」FWは日本人の設計によって生まれ、世界中のゴルファーに支持されました。

「Horseshoe」ソールは【カッパーソールバー】へ進化〜FW&UT共通スリーブ採用『RC22 AM-X』が12月24日発売

一般ゴルファーにとってFWは、なぜ難しい?

プロや競技ゴルファーに比べ、練習量が少ないにも関わらず難しい状況で飛距離も方向性も求められるのがFW&UT。

昨今(純正シャフト装着時)のFWクラブ長さは、60度法で43.75インチ(ヒールエンド法で43.25)〜と非常に長くなっています。

長くて軽いフェアウェイウッドは、ヘッドスピードアップのメリットがある反面、一般ゴルファーにはヘッドが小さく感じボールとの距離が遠くなる難しいクラブのデメリットも。また、ドライバーに比べて可変スリーブの採用が少ないため、ロフトやフェースアングルの調整はできずリシャフトやシャフトカットなど複雑なクラフト作業やカスタムオーダー注文が必要になるゴルファーも。

RC22 AM-X』は、どのメーカー1W使用者にとっても

導入しやすい①ヘッドサイズ②操作しやすい重心③しっかり当たる&抜ける抜群のソールを採用しています。

UTは、なぜか新規購入しにくい?

一般ゴルファーの多くは、#4や#5なら打てるが、#3だと飛距離や高さが出ずに難しいクラブになる場合が多いのが実情。

RC22 AM-X』は、FW&UT共通の可変スリーブ採用だから、ロフト調整やつかまりの調整が「番手ごと」にできます。

RC22 AM-X』は、長く使いたくなる「所有感」と、

どんなセッティングにも「溶け込める」「当たる」「使いこなせる」

クラブスペックスペックを採用しています。

MADE IN JAPAN開発スタッフが集結〜FW&UT専用設計シャフトはコンポジットテクノ社製

【ダイヤクラウン】

内側にダイヤ状のリブを配置。クラウンのたわみをを最適化し打ち出し角を安定させる。

【バリアブルフェース】

スイートスポット周辺の厚みを最適化するため、偏肉化。ミスヒット時のボール初速が格段に向上。

【FW&UT共通スリーブ】

ゴルファー個々の弾道好みに最適化するFW&UT共通スリーブは、ロフト・ライの調整はもちろん、チップ内径が同じ。ウッドシャフトを装着することが出来ます。

【コンポジットテクノ社製・共同開発シャフト】

長すぎず&軽すぎないクラブスペックと一般ゴルファーが使いこなせるためのバランスを実現させるため、「Fire Express」ブランドでカスタム人気のコンポジットテクノ社と共同開発。

また、スリーブ可変時にも視覚を邪魔しないトライアングルデザインを採用しています。

人気インドアゴルフレンジKz亀戸店で一般ゴルファー試打を敢行※Sフレックス

FW #3#5

・#3は、ポンと置いただけでスクエアに構えられる(40代)
・ものすごいボール初速が出る。自分のドライバー並みに飛ぶ(50代)
・マットからだと少し球が低いが、ロースピンで飛距離が凄い(50代)
・#5が被ってないフェース面は嬉しい(50代)
・#5地面から打っても異常に飛ぶ。チタンヘッドじゃないの?(40代)
・すごく強い弾道だけど、少しSは硬く感じる(60代)
・クラブとしての完成度がやばい(30代)
・重さも振り心地も違和感ない。飛ぶ。(40代)

UT #3

・形が良い。流石ロイコレ(50代)
・渋いデザイン。飛びますね。(20代)
・とにかく構えやすいし、弾道が強い(40代)
・顔も打感も良いが、少し重く感じる(60代)
・自分のFWより当たりやすいし強弾道(50代)
・スリーブで一気に打ち出し角が高くなった(50代)

 

※取材協力:インドアゴルフレンジKz亀戸店(試打クラブあります)

]]>
ゼクシオ 12 ドライバーを筒康博が試打「既存ユーザーは戸惑うかも」 https://fitting.jp/archives/2569 Fri, 26 Nov 2021 07:03:06 +0000 https://fitting.jp/?p=2569 GDOギア情報「クラブ試打 三者三様」
100人いれば100通りの答えがある――。
注目の最新ゴルフクラブをヘッドスピードが異なる3人の有識者に試打評価してもらう当チャンネル。ミスショットも余すところなくお送りするノーカットが信条のリアル試打コーナー。スイングタイプで異なるレビュー内容、三者三様のインプレッションを基本展開とし、ゲスト試打者にも登場していただく。

ダンロップ 「ゼクシオ 12 ドライバー」の評価は!?

20年近くトップブランドとして走り続ける「ゼクシオ」シリーズの12代目となる「ゼクシオ 12 ドライバー」。同時発売された別ラインの「ゼクシオ エックス ドライバー」とは一線を画す正統進化版として、期待を高めるゴルファーは多いだろう。クラウン部の“翼”=「アクティブウイング」を搭載し、新たな要素も加えた王道ゼクシオを、ヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が採点。ご意見番クラブフィッター・筒康博の評価は?

「11までの流れから大きく変化」

ゼクシオ 12 ドライバーを筒康博が試打「既存ユーザーは戸惑うかも」 左右のブレが抑えられ西川と同じようなやや右方向の弾道

左右のブレが抑えられ西川と同じようなやや右方向の弾道

―率直な印象は?
「打つ前に立てていた予想を、ものの見事にひっくり返された気分です。前作『ゼクシオ イレブン ドライバー』までのブランド色を踏襲し、それほど大きくは変えてこないだろうと想像していたのですが、12代目にして思っていた以上に変化した印象を受けます」

ゼクシオ 12 ドライバーを筒康博が試打「既存ユーザーは戸惑うかも」 クラウンのヒール側には話題の“翼”アクティブウイングが搭載

クラウンのヒール側には話題の“翼”アクティブウイングが搭載

―一番大きく変わった部分は?
「最も変化を感じたのはシャフトです。振り心地にグニャッとした頼りない感じは一切なく、純正シャフトとは思えないほどコシがあります。中間から先端部にかけて、ボールを上げるための派手な動きがなく、シンプルにイメージ通りにしなります。切り返しの際に手元側に動きを感じますが、大きく振り遅れる感覚はなく、素直な中元しなりを体感できます

ゼクシオ エックス ドライバーを筒康博が試打「カスタムで使うべき」 長さ:45.75インチ、重さ:41g、バランス:D4、トルク:6.4、中調子 ※硬さSの場合

長さ:45.75インチ、重さ:41g、バランス:D4、トルク:6.4、中調子 ※硬さSの場合

―ヘッドの変化は?
「ヘッドはやや重心角が大きくなったように感じますが、ピン『G425 MAX ドライバー』やヤマハ『RMX VD59 ドライバー』のように慣性モーメントを高くしたり、重心距離をものすごく遠くしたタイプではなく、ヘッド前方の剛性を強めてボール初速を出し、想像以上に曲がらない性能に仕上げています。新テクノロジー『アクティブウイング』の効果かは分かりませんが、握ったときのヘッドが効いている印象を、スイング中には感じさせない。前作よりも大きく変わった点として、シンプルなシャフト挙動とヘッドの直進性が挙げられます」

ゼクシオ エックス ドライバーを筒康博が試打「カスタムで使うべき」 硬い部分をより硬く軟らかい部分をより軟らかくした「リバウンドフレーム」

硬い部分をより硬く軟らかい部分をより軟らかくした「リバウンドフレーム」

―「ゼクシオ エックス ドライバー」との違いは?
「『エックス』は同ブランドというよりも、ほとんど別ラインの様相を呈している気がします。『12』はいままでのゼクシオユーザー、『エックス』は海外ブランドのフラッグシップモデルを購入している層向け。『エックス』はブランドカラーからはややかけ離れているというか、同社の『スリクソン ZX』シリーズに近づいた印象。なので、『12』と『エックス』は、これから完全に違う認知をされていく2モデルと言えます」

ゼクシオ エックス ドライバーを筒康博が試打「カスタムで使うべき」 試打比較をする必要もないほど明確な違いを感じる両モデル

試打比較をする必要もないほど明確な違いを感じる両モデル

―気になる点は?
「おそらくこれまでのゼクシオ選び、特にシャフトフレックスで言うと、背伸びをしてSRやSなど自分のヘッドスピードよりも硬めを買っていたゴルファーが、もしかしたら第一印象で歯ごたえを感じる=やや硬く感じて戸惑うかもしれません。すんなりSからSに移行するのではなく、様子を見る意味でもSRくらいから試打をしてみることをおすすめします」

ゼクシオ 12 ドライバーを筒康博が試打「既存ユーザーは戸惑うかも」 「フレックスSRからの試打をおすすめします」と筒

「フレックスSRからの試打をおすすめします」と筒

―どのような人向き?
「これまでのゼクシオブランドの特徴を抜きに考え、フラットな気持ちでクラブと向き合って、買い替えを検討してほしいです。年齢層は若いor年配の人向けと決めつけず、いま使用中のアイアンがカーボンまたは軽量スチールだから、ドライバーも軽量で扱いやすいものが欲しいという人向き。特に、最近ゴルフを始めたブランドイメージを持っていない初級者の方に、広く試してもらいたいと思います」

エックス評(4.3点)より低め【総合評価4.2点】

ゼクシオ 12 ドライバーを筒康博が試打「既存ユーザーは戸惑うかも」

【飛距離】4.5
【打 感】4.5
【寛容性】4.0
【操作性】4.0
【構えやすさ】4.0

・ロフト角:9.5度
・シャフト:ゼクシオ MP1200(硬さS)
・使用ボール:川口グリーンゴルフ専用レンジボール

取材協力/トラックマンジャパン株式会社、川口グリーンゴルフ

記事特別提供/GDOギア情報「クラブ試打 三者三様」

]]>
ゼクシオ エックス ドライバーを筒康博が試打「カスタムで使うべき」 https://fitting.jp/archives/2565 Fri, 26 Nov 2021 06:58:43 +0000 https://fitting.jp/?p=2565 GDOギア情報「クラブ試打 三者三様」
100人いれば100通りの答えがある――。
注目の最新ゴルフクラブをヘッドスピードが異なる3人の有識者に試打評価してもらう当チャンネル。ミスショットも余すところなくお送りするノーカットが信条のリアル試打コーナー。スイングタイプで異なるレビュー内容、三者三様のインプレッションを基本展開とし、ゲスト試打者にも登場していただく。

ダンロップ「ゼクシオ エックス ドライバー」2021/12/11発売
空力コントロールと驚愕の反発で最大初速をつかみ取る。空力コントロールで芯を捉える『ActivWing(アクティブウイング)』とインパクトで大きなパワーを生み出す『REBOUND FRAME(リバウンド フレーム)』。革新的な2つのテクノロジーが驚異の飛びを実現。振り切れる強弾道で大きな飛びを生む。

ダンロップ 「ゼクシオ エックス ドライバー」の評価は!?

22年目に突入した老舗ブランド「ゼクシオ」の新たな顔、「X-eks-(エックス)」の2代目となる「ゼクシオ エックス ドライバー」。前作からの変化は、「アクティブウイング」と呼ぶ空力コントロールでヘッド軌道を安定させる“翼”と、シリーズ初の可変スリーブ・通称“カチャカチャ”機能が搭載されたことだ。そんなNEWゼクシオを、ヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が採点。ご意見番クラブフィッター・筒康博の評価は?

「スリクソン要素が入った全く新しいゼクシオ」

ゼクシオ エックス ドライバーを筒康博が試打「カスタムで使うべき」 中弾道で高さを抑えた飛び ドロー・フェードの打ち分けもしやすい

中弾道で高さを抑えた飛び ドロー・フェードの打ち分けもしやすい

―率直な印象は?
「このモデルを前作『ゼクシオ エックス ドライバー(2020年)』と比較すること自体が、ナンセンスに思えるほど、全く新たな『ゼクシオ』という印象を受けます。同社製『スリクソン ZX』シリーズの要素が少し入った“新しさ”を感じることができました」

ゼクシオ エックス ドライバーを筒康博が試打「カスタムで使うべき」 顔はストレートでややディープフェースのスッキリした印象

顔はストレートでややディープフェースのスッキリした印象

―その“新しさ”を感じた部分とは?
「地面に置いたときの据わり、フェースが真っすぐから若干オープンに見える部分、ヘッドはややシャローには見えるものの高さのボリュームもしっかりあるところ。また、ドローバイアスもそれほど感じず、高くボールが上がるだけではなく、中弾道で強い球筋も打ち分けられる。私でも上下左右のコントロールができるわけですから、操作性抜群な要素も含めて、従来の『ゼクシオ』にはない『スリクソン』に近しい新しさと言えます」

ゼクシオ エックス ドライバーを筒康博が試打「カスタムで使うべき」 ゼクシオシリーズ初のシャフト脱着式スリーブを搭載

ゼクシオシリーズ初のシャフト脱着式スリーブを搭載

―共通スリーブが装着されていますが?
「『スリクソン』シリーズと共通なのは、大変うれしい部分です。2モデルを所有して、シャフトを入れ替えて、ぜひ使ってみたいです。正直言うと、今回の純正シャフト『Miyazaki AX-2』は、『ゼクシオ 12 ドライバー』の『ゼクシオ MP1200』よりも素直さに欠け、やや軽量に仕上げている部分が気になりました。できれば、50g台後半から60g台の重硬なシッカリめのシャフトに入れ替えたい。シャフトメーカーのカスタムモデルと組み合わせたほうが、このヘッドの良さをより発揮できるような気がしました」

ゼクシオ エックス ドライバーを筒康博が試打「カスタムで使うべき」 純正シャフト「12」は白いMP1200 「エックス」は緑のMiyazaki AX-2

純正シャフト「12」は白いMP1200 「エックス」は緑のMiyazaki AX-2

―軽量さが気になる…?
「はい。純正ということで、多くのゴルファーに当てはまる最大公約数を狙ったモデルに仕上げていると思うのですが、ヘッド重量をそれなりに出すために、シャフト自体はやや軽量に作られています。ですが、そもそも『エックス』を使う人は、ある程度自分で振りきれるゴルファーが多いので、シャフトも重量のあるものを組ませたほうが、よりイメージ通りに打ち分けができる。そのほうが『12』との違いも明確に表現できて、購入を考えている人にもわかりやすく提案できるように感じます」

ゼクシオ エックス ドライバーを筒康博が試打「カスタムで使うべき」 意外にシルエットに溶け込んでいる“翼”=アクティブウイング

意外にシルエットに溶け込んでいる“翼”=アクティブウイング

―新テクノロジー“翼”の印象は?
「はっきり言うと、“翼”は感じなかったです。しかし、存在感を感じるということは、それだけスイングの邪魔をしていることになるので、感じたら逆に振りづらいということだと思うのです。構えても視覚的に圧迫感がなく、振っていても感じない。ということは、むしろそれが性能なのかなと考えるべきだと思います」

ゼクシオ エックス ドライバーを筒康博が試打「カスタムで使うべき」 「従来のゼクシオユーザーが硬さSを使っても硬いとか振り切れないことはない」と筒

「従来のゼクシオユーザーが硬さSを使っても硬いとか振り切れないことはない」と筒

―どのような人向き?
「テーラーメイド、キャロウェイ、ピン、タイトリストといった、いま勢いのある海外ブランドと国産ブランドの垣根を超えるような、世界規模の代表格になり得るモデルと言えます。売り上げ好調の『スリクソン ZX』シリーズとともに、同社の新しい看板となり得るドライバー。外国産・国産の両方の良さを取り入れたいゴルファー、新しいテクノロジーによるギアの最先端を感じたいというゴルファーには、一度試してもらいたいモデルだと思います」

純正シャフトは気になるものの高評価【総合評価4.3点】

ゼクシオ エックス ドライバーを筒康博が試打「カスタムで使うべき」

【飛距離】4.0
【打 感】4.0
【寛容性】4.5
【操作性】4.5
【構えやすさ】4.5

・ロフト角:10.5度
・シャフト:Miyazaki AX-2(硬さS)
・使用ボール:川口グリーンゴルフ専用レンジボール

取材協力/トラックマンジャパン株式会社、川口グリーンゴルフ

記事特別提供/GDOギア情報「クラブ試打 三者三様」

]]>
PING「G425LST」(10.5)エースドライバーに、UST Mamiya「ATTAS KING」(5X)シャフトを装着&試打ラウンドしました https://fitting.jp/archives/2272 Thu, 18 Nov 2021 02:53:57 +0000 https://fitting.jp/?p=2272 エースドライバー:G425LST(10.5)


初めまして。JGTOツアープレーヤーの小林と申します。
普段は、インドアゴルフレンジKz亀戸店を中心に埼玉県〜群馬県でラウンドレッスンやJLPGAツアープロのキャディやコーチングなどを行っています。

今回は、気になっていたUST Mamiya「ATTAS KING」5Xを試打ラウンドしてきました。

エースドライバーPING「G425LST」10.5は、みんなでちゃんねる「買わないでください」動画からずっと気になっていてすぐに購入しましたwww

持ち球は、ストレート〜ドローです。

とにかく「振りやすい」です


僕は筒編集長やMASA副編集長のように上手くシャフトの説明や評価はできません。
とにかく「振りやすかった」というのがラウンドを通して実感した感想です。

現在のエースシャフトは、グラファイトデザイン「MJ」6Xですが、長く使っているシャフトと比べてあまりに違和感がなくびっくりしました。

シャフトの「調子」って、僕には全くわからないですし実感しにくい指標ですね。

先端が暴れず、球質が強い

「ATTAS KING」(5X)を試打して僕が感じたもう一つの大きな特長としては、全体の振り心地がハードに感じないのに、弾道は力強いことです。

噂では手元が硬くて先端が走るシャフトなのかな?みたいな話を耳にしましたが、「軽硬」スペックだったにも関わらず切り返しもスムースで「間」が非常に取りやすくインパクトではしっかり押せるシャフトに感じました。

このシャフトの同一基準でのEI(剛性分布)が知りたくなってしまいました!

]]>
#大量発注 ゴルパの佐藤さん 本間ゴルフ『XP-1』は“スイングが向上する”理想のクラブセットだった!【PR】 https://fitting.jp/archives/2256 Thu, 18 Nov 2021 00:41:59 +0000 https://fitting.jp/?p=2256 2ndQT進出経験を持つフリーライター田辺に依頼されたのは、本間ゴルフ『XP-1』クラブセットのテスト。例のごとく、ゴルフパートナーの仕入れ担当・佐藤さんが大量発注してしまったもののようだが、性能は大丈夫? 今回はアマチュアのスイング、ギア事情に精通するギアコーチの筒康博氏と共に『XP-1』の性能を深堀りしてみた。

撮影・文/田辺直喜 取材協力/インドアゴルフレンジKz亀戸店
特別記事協力/ゴルフパートナー

認知されないまま消えた「隠れた名器」

田辺 筒さん、一緒にテストしてほしい商品がありまして……。ALBA.Netの「記者」さんから本間ゴルフ『XP-1』クラブセットのテストを依頼されたのですが、セッティングという観点からの分析になるので、ぜひ筒さんの知恵をお借りしたいんです。

 おっ本間ゴルフの『XP-1』ですか! これテストするまでもないですよ。間違いなく“名器”です!

田辺 いやいや筒さん、結論出すの早すぎですって! 正直『XP-1』ってあんまり良いイメージがないんですよ。いまいち特徴がないですし、言い方は悪いですけど、後継モデルも出ていない消えたブランドじゃないですか。

 たしかに本間ゴルフの最新モデルは『GS』シリーズになっていますし、そもそも一般ゴルファーにおける『XP-1』の認知度は残念ながら低いですね。でも、一見シンプルなこの『XP-1』のヘッドには、スリットによる高い反発性能、カーボンクラウンによる低重心化、ライ角やロフト角の可変機能など、最新の『GSドライバー』に通じるテクノロジーが贅沢に搭載されているんです。


“高ミート率”を実現するというコンセプトで開発された本間ゴルフの『XP-1』シリーズ。今回はドライバー、UT(U22)、アイアン(#6~#10)、ウェッジ(#11、SW)の9本セットで販売される

田辺 そう言われて見ると、確かにテクノロジーもりもりのヘッドですね。

 決して悪いヘッドではないんですよ。『XP-1』が発売された2019年頃は、大慣性モーメントドライバーの最盛期でしたから、外ブラを中心とする人気モデルに押されて、コンセプトの違う『XP-1』は日の目を見ることがなかったんでしょうね。でも、『XP-1』の短い重心距離で軽快に振り抜いていこうというコンセプトは、アマチュアにとって大きなメリットがあるもの。実は、発売当時からプッシュアウトやスライスに悩むお客さんに勧めていたんです。実際に購入された方もたくさんいますが、今でも性能に満足して使用してくれていますよ。

田辺 イメージだけで、ネガティブに考えていたのは早計でしたね……。筒さんがそこまで推すとなると、ボクも俄然気になってきました! それではボールを打ちながら、細かく『XP-1』のアイアンやドライバーの性能を見ていきましょう。

クラブとしてど真ん中の顔。ただやさしいだけのクラブじゃない

田辺 筒さん、改めて『XP-1』のアイアンを構えてみると、すごく良い顔をしていますね。アベレージ向けの飛び系モデルにありがちなボテッとした感じは全然ないですし、それでいてアスリートモデルほどシャープすぎるわけでもない。ドライバーも思った以上にスクエアフェースになっていますし、この顔が嫌いという人はいない気がします。

 そう、そこがすごく絶妙なんですよ。クセのないオーソドックスな顔で、アイアンもドライバーもゴルフのクラブとしてど真ん中の形状なんです。

田辺 いわゆるアベレージゴルファー向けのやさしいクラブとは違いますね。顔にこだわる本間ゴルフらしいとも言えますが。

 一般的にやさしいと言われるクラブは、ドライバーならフックフェース、アイアンなら強いグースネックと独特な形状だったりしますよね。これは始めからフェースを閉じておくことで、インパクトでフェースが開く人でも真っすぐめに当たるように工夫しているわけですが、それって良し悪しなんですよ。瞬間的には曲がりが減るかもしれませんが、スイングの状態は日々変化しますし、上達して自分でボールをつかまえられるようになったら、その形状が邪魔になる可能性だってあるんです。フィッティングを生業とする立場としては、その場しのぎでクラブを選ぶのでなく、スイングを向上させてくれて、長く使えるクラブを使ってほしいですから、『XP-1』のようなオーソドックスなクラブを推したいんです。

田辺 すごく同感です! フックフェースに反応してかえってプッシュを打ってしまう人もいるでしょうし、長い目で見たらメリットは薄いですよね。それよりも、『XP-1』のようなキレイで真っすぐな顔のクラブを使っていた方が、自分のスイングの傾向もつかめますし、上達スピードが絶対違いますよ。

 スクエアな顔だからこそ、ターゲットに対して真っすぐヘッドを置く感覚も身につきますし、ゴルファーとしての基礎がしっかり固まりますよね。さて、見た目の話はこのくらいにして、そろそろ打ってみましょう。実際にボールを打つと、『XP-1』がいかにスイングを向上させてくれるクラブなのかよく分かると思いますよ。

専用設計の純正シャフトがとにかく秀逸

―田辺、『XP-1』の7番アイアンを5球ほど打ってみる―

田辺 すごく弾きの良い爽快な打感ですね! それでいて硬すぎず、フェースに乗るような心地よさもある。このフィーリングはさすがの本間ゴルフですね。

 しかも見てください。7番アイアンで192ヤードも行ってますよ。

田辺 本当だ! 『XP-1』は7番でロフト28.5度ですから、飛び系アイアンほどロフトが立っているわけじゃないのに、ものすごい飛距離ですね。

 もちろんヘッド自体の性能の高さもありますが、優秀な純正シャフトと組み合わせたトータル性能が『XP-1』のキモなんです。ただロフトを立てて飛ばすのではなく気持ちよく振り切れるように仕上げることで、ゴルファーの潜在能力を引き出してくれる感じですね。初心者や100切りを目指すアベレージゴルファーの方などは、特にその効果を感じられると思います。

田辺 そうなんですよね。ただロフトが立っただけのアイアンは飛ぶ時もあれば、飛ばない時もあって、飛距離のバラつきが大きいんです。その点『XP-1』は球質が揃いやすくて、キャリーやトータル飛距離のズレが本当に小さい。これはコースで使うことを考えても、すごく実戦的ですよ。

 この純正シャフト、何気にすごい技術なんです。通常、初心者向けクラブセットに採用されるようなシャフトは中間部が柔らかくて、振れるようになると頼りなく感じてしまうものが多いです。しかし、『XP-1』の純正シャフトは手元から中間部の剛性を高めて、切り返しの間を作りながら、自分なりのタイミングで振っていける設計になっています。しかもそれをアイアンで47.5グラム、ドライバーで42.5グラム(※共にRフレックス)と軽量帯のシャフトで実現できている。これは、自社でシャフトを設計・製造できる本間ゴルフだからこそ出来たことですよ。

田辺 たしかに、軽量でスイング中の挙動もしっかりあるシャフトなんですけど、暴れる印象は全くないんですよね。

 ただ硬いだけのシャフトでは手打ちを助長する危険がありますし、やわらかすぎても、合わせるような打ち方でスピードが出せなくなるでしょう。スイングのベースはまず、腕とクラブがしっかり同調して振り切れること。そこに体重移動やボディターンを加えて、スピードを高めることで飛距離が伸びるわけですが、『XP-1』の純正シャフトを振り続けることで、自然とそういった正しいスイングの動きが身についてくれるわけです。

ドライバーでまさかのミート率1.51! 基本性能の高さがヤバイ

 つい熱く語ってしまいましたね。ドライバーはボクも打ってみようかな。

田辺 ぜひぜひ、打ってみてください。

―筒、軽くアップしてからドライバーを1発打ってみる―

 あーやっぱりいいな『XP-1』。小手先ではなく、しっかりスイング全体の動きでボールをつかまえる本物のドローが打てますね。

田辺 筒さん……ミート率がやばいことになってますよ。まさかの1.51…。まだ1発目なのに、どんな性能ですか?

 いや~しっかりボールをつかまえているとはいえ、すごい数字ですね。でもこれが、ゴルファーの潜在能力を引き出すということなんですよ。しなり戻りのタイミングがつかみやすいから、しっかり芯に当たってくれますし、ヘッド自体の反発性能も高い。さらに言えば、気持ちよく振れるから、だんだんにヘッドスピードも上がってきますので、もっと飛距離を出せます。

田辺 ちょっとボクにも打たせてください。

―田辺もドライバーを1発打ってみる―

田辺 おぉボクもミート率1.49ですよ! 正直、ドライバーってあんまり得意じゃないので、ミート率は1.45~1.47くらいがせいぜいなんですが、ボクでも1.5届きそうじゃないですか。

 すごく気持ちよさそうに振ってましたよ。田辺くんのヘッドスピードだと、純正シャフトのRはアンダースペックなので、ボール初速が出切っていない印象ですね。パワーに合ったスペックで打てば、簡単に1.5を超えてくると思いますよ。

田辺 最初は散々ネガティブなことを言っちゃいましたけど、『XP-1』めちゃくちゃレベル高いですね。たしか発売された当時、 “高ミート率を実現” とうたっていましたが、本当にその通りじゃないですか! スイングを良い方向に導いてくれて、そもそもの基本性能もハイレベルだったら、文句のつけようがないですよ。

 ボクが冒頭で「間違いなく名器」と言った理由が理解してもらえたようですね。

長く使えて上手くなる、理想的なスターターセット

田辺 筒さん、今日は本当にありがとうございました! 『XP-1』の良さがよく分かったのでいい記事が書けそうです。

 忖度ぬきに『XP-1』は本当に良いクラブなので、しっかり伝えられてよかったですよ。幅広いレベルのゴルファーがメリットを感じられると思いますし、ボク的にはこれから本格的にゴルフを始めたい初心者の方にぜひ使ってほしいですね。スピード上達できて、間違いなくゴルフが楽しくなるはずですよ。

田辺 たしかに、スターターセットとして購入して、100切り、90切りとレベルが上がっても長く使えるクラブですよね。しかも、これだけハイレベルなクラブがセットで99,800円(税込)で買えるみたいですし、お得すぎますね。

 えっ???? ウソですよね?? セットで10万円切るとか、どんな価格破壊ですか。

田辺 でも、手元の資料によるとドライバー、UT1本、アイアン5本、ウェッジ2本にキャディバッグがついて99,800円(税込)となってますよ。

 発売当時はドライバーだけで8万円以上したのに……。UTとアイアン、ウェッジがタダみたいなものじゃないですか。(それでどうやって儲けを出しているんだろう…)

田辺 今回のゴルフパートナー佐藤さんの大量発注はかなりファインプレーだったみたいですね!

 ははは、本当にそうですね……。(ゴルフパートナー恐るべし…。これじゃあ他のクラブが売れなくなっちゃうよ……)

本間ゴルフ「XP-1 クラブセット」のご購入はこちら

ゴルフパートナ―楽天別館
ゴルフパートナ―別館 PayPayモール
ゴルフパートナ―AUPayモール

]]>