【奈良】御杖村の1億円トイレに賛否!高額すぎる?他県の衝撃トイレ3選

奈良県東部の山あいに位置する御杖(みつえ)村で、約1億円をかけて建設された公衆トイレが話題になっています。

「なぜトイレに1億円も?」と疑問の声が上がる中、伊藤収宜村長は「村の良さをアピールする狙いがある」と説明しています。

しかし、この高額トイレをめぐって「本当に必要だったのか?」という賛否の声も。

実は、他県にも驚くような高額トイレが存在しているのをご存じでしょうか?

本記事では、御杖村の1億円トイレの背景や議論のポイント、さらに他県の衝撃的な高額トイレ3選を紹介します。

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目次

御杖村の「1億円トイレ」とは?高額の理由や村民の反応は?

引用:Youtube

奈良県御杖(みつえ)村で約1億円をかけて建設された公衆トイレが、全国的な話題となっています。

御杖村の1億円トイレは、奈良県東部の山あい、三重県との県境付近の国道沿いに設置されています。

2024年2月に完成し、以下の設備を備えています。

設備内容

  • 男女各1台の個室トイレ
  • バリアフリー対応
  • オムツ交換台完備

また、駐車場やベンチの整備費用も含め、総工費は約9500万円となっています。

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なぜ「1億円」もかかったのか?3つの理由

引用:Youtube

このトイレが高額となった背景には、3つの要因が挙げられます。

  • 地元木材の使用(奈良県産ヒノキなど)
    村の特色を活かし、奈良県産のヒノキを使用したことでコストが上昇。
    伊藤収宜村長は「村の良さをアピールする狙いがある」と述べています。
  • 物価高と人件費の上昇
    近年の建設コストの高騰が影響。特に、人件費の上昇が建築費用の増加につながりました。
  • 用地取得・駐車場整備費
    トイレ本体の建設費用だけでなく、以下の付帯費用も含まれています。
    ・用地取得費:約700万円
    ・駐車場・ベンチ等の整備費:約1600万円

特に、トイレの規模を考えるとコストが高すぎるのでは?という意見が目立っています。

実際に、近隣のトイレと比較するとわかります。

場所建設時期費用
御杖村(今回のトイレ)2024年9500万円
曽爾村の公衆トイレ約20年前1170万円
御杖村東側のトイレ2011年約2000万円

この比較からも、御杖村のトイレは圧倒的に高額であることがわかりますね。

また、「1億円も税金が使われたのか?」と思う人もいるかもしれませんが、このトイレの建設には「過疎債」という地方債が活用されています。

つまり、最終的には村の税金からも支払われることになります。
これが住民の間で「納得できない」という意見につながっています。

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村民の反応と村長の見解

この高額トイレに対し、多くの村民から「本当に必要だったのか?」という疑問の声が上がっています。

  • 「あの規模でこの値段はちょっとおかしい」
  • 「観光施設の充実のほうが有意義では?」
  • 「1億円弱は住民として納得できない」

SNSでは「1億円で男女1台ずつ…?これ足りるの?」って声がありましたね!

一方、村長は「価格は適切」との立場をとっており、以下のように説明しています。

  • 地元木材の使用は村のPRのため
  • 価格は適正と考えている
  • 観光促進のために必要な投資

しかし、村長の説明に対しても、「本当に観光に効果があるのか?」という疑問が残っています。

SNSではある意味PRになったなどの投稿がありましたね!

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なぜ2025年2月に話題になったのか?

この1億円トイレは2024年2月に完成したにもかかわらず、1年後の2025年2月になって話題が再燃しています。その理由として、いくつかの可能性が考えられます。

  • メディア報道のタイミング
    MBSニュースが2025年2月4日にこの問題を特集として取り上げたことが、話題の再燃につながった可能性があります。
  • 住民の不満の蓄積
    トイレ完成から約1年が経過し、その間に住民の間で不満が徐々に蓄積され、ついに表面化した可能性があります。
  • 利用状況の評価
    1年間の利用実績や維持管理コストが明らかになり、投資に見合う効果が得られていないと判断された可能性があります。

ただし、これらの理由は推測の域を出ず、具体的な理由については報道された情報からは明確ではありません。

メディアが1年後にこの問題を取り上げた背景には、何らかの新たな展開や情報があった可能性もありますね。

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日本の他県にもある高額トイレ!驚きの設備とは?

御杖村の1億円トイレは話題となりましたが、実は全国にはさらに豪華なトイレが存在します。その中でも特に注目される高額トイレをいくつか紹介します。

1. 道の駅 おおとう桜街道(福岡県)

道の駅おおとう桜街道(福岡県)の高額トイレは、通称「1億円トイレ」または「優美トイレ」として知られています。

  • 場所:福岡県田川郡大任町の道の駅おおとう桜街道内
  • 総工費:約1億円
  • 完成時期:2004年頃(推定)
引用:X

この1億円トイレは、単なる生理的機能を満たすだけでなく、観光資源としての役割も果たしています。

しかし、その高額な建設費用については議論を呼んでいる側面もあるようです。

2. 道の駅 フォーレスト276大滝(北海道伊達市)

道の駅フォーレスト276大滝の高額トイレは、通称「1億円トイレ」として知られています。

ただし、現在、施設は休館中で、トイレも利用できない状態です。

利用できない状態なので、「元祖1億円トイレ」と呼ばれているようです。

以下にその特徴と詳細をまとめます。

  • 場所:北海道伊達市大滝区三階滝町の国道276号沿い
  • 完成時期:1989年頃(バブル期)
  • 通称:元祖1億円トイレ

この1億円トイレは、バブル期の象徴的な存在として、その豪華さで長年人々の関心を集めてきました。

しかし、施設の老朽化や経営難により、現在は利用できない状況となっています。

3. 刈谷ハイウェイオアシス「デラックストイレ」(愛知県)

刈谷ハイウェイオアシスの「デラックストイレ」は、愛知県刈谷市にある高級感あふれる公衆トイレ施設で、なんと総工費は約4億円にのぼります。

以下にその特徴をまとめます

  • 場所:愛知県刈谷市東境町吉野55
  • 総工費:約4億円(2022年リニューアル時)
  • 営業時間:6:00~22:00
  • 特徴:エレガントな古代ヨーロッパスタイルをテーマとしたデザイン
       男女合わせて48の個室があり、それぞれ星座をテーマにした壁紙が使用されている
       VIPルームが男性用2室、女性用3室設置されている

これらの高額トイレは、単なる機能性だけでなく、観光資源や地域のアピールポイントとしての役割も担っています。

しかし、その高額な費用に対しては批判的な意見も多く、公共事業の在り方について議論を呼んでいます。

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まとめ

今回は、奈良県東部の山あいに位置する御杖村で、約1億円をかけて建設された公衆トイレについて調査しました。

また、他県のトイレについても紹介しました。御杖村は他県の1億円トイレに比べると規模が小さいので、批判的な内容が多いのも納得です。

愛知県のデラックストイレは一度は行ってみたいですね。

最後まで、ご覧頂きありがとうございました。

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